金曜日

新刊「食べモノの道理」が発売されました

「食べモノの道理」 佐藤達夫・著
まことしやかな健康情報にまどわされないために
が発売されました。

日本一わかりやすいニュース解説でテレビでおなじみの
池上彰氏も推薦の一書です。

食べ物を、良い・悪いに分ける前に、量の概念
忘れている人が多いことが問題であると著者は言います。

体に良い食べ物を大量に食べて命を縮めている人が
大勢いることに非常に危惧を感じ、さらに量の問題を
言わずして食べ物を善玉と悪玉に分類する人たち
あとを絶たないのはどうしてなのか?

彼らには、そうしなくてはならない何か
そうするほうが利益をもたらす理由
があるに違いない。

と著者は考え、ある一定の法則を発見しました。

それは

「食品を善玉と悪玉に分ける論理を展開している人たちの
アトを追っていくと、必ず高価な食品を買わせられることになる」

という法則です。

今後、皆さんが「良い食べ物・悪い食べ物」という分類を
見つけたら、そこに量の概念が入っているかどうかを
確認してみることをおすすめする。

もし、量のことをいわずに、食べ物の良し悪しを論じている人に
出会ったら、けっしてその人たちのアトをついて行っては
いけない。健康かお金のどうちらかを(場合によってはその
両方ともを)失うことになるだとうから。(本文より抜粋)

食事の大前提は、楽しいもの、幸福なもののはずです。

三度三度の食事に感謝し、楽しく幸福に感じることが
できれば、おのずと健康的な食生活がおくれるのでは
ないでしょうか?

三度三度の食事を、
「これは体にいい、こればちょっと悪いかな?
栄養のバランスが足りないかな?」
など、病気になる前から心配して食事をしている人と

「今日も楽しくおいしい食事ができました。ありがとう。」

と感謝しながら幸せを感じられれる食生活をしている人
との幸福の量の差を人間の一生で考えてみとどうでしょう?

もちろん、幸せは人と比較するものではありませんが、
いずれにしても、楽しく食事できるとと一緒に食事できる
ことが、私にとっては食事において一番大事なことです。

いま、あなたが健康であるならば、それに感謝して、
自分に合った楽しい食生活をおくれればそれはとっても
いいことです。

病気になったときは、信頼できるお医者さんに診てもらい、
お医者さんの診断をもとに、自分の判断によって健康的で
楽しい食生活をおくるようにしたいですね。

あやしい健康情報に振り回される前に、
本書を読んで、論理的な判断を身につけて、
自分に合った健康的でリーズナブルで楽しい食生活をおくりましょう。



定価1365円・208ページ
詳しくはこちら→★

月曜日

月のコンサート無事終了と御礼

多くのお客様にご来場いただき、素晴らしいコンサートになりました。

ご参加いただいたか方、出演者のみなさま、

晴らしい会場を提供くださったカフェスローのみなさまに

あらためて感謝いたします。

ナチュラルな空間を演出しているカフェスロー。

普段のクラシックコンサートにはないリラックスできる空間に

ご来場のみなさまも和気あいあいな雰囲気。


畑さんの素晴らしい歌声と、クラシック用のグランドピアノではないなか

優しい音色を奏でてださった渡辺治子さんのピアノに、

すっかり癒されました。

後半は、海部先生による「月のお話」

万葉集や古今和歌集から月にまつわる歌の紹介と解説を聞き、

平安から奈良そして江戸へと下るにつれ、月へのイメージや

楽しみ方の変遷をしることで、月がさらに身近に親しみやすくなりました。

さらに、月がどのようにしてできたのかを最新のデータをもとに

コンピュータグラフィック使ってできた映像は、皆さん食い入るように

ご覧になっていました。

生まれたばかりのどろどろの地球に、ほかの星がぶつかってできた

のが月ということを知り、地球の一部でありほかの星の一部でもある

ということに感動しました。

海部先生のお話がおわると、畑さんが今度は日本の民謡から

月にまつわる歌を歌ってくださいました。

やはり、日本の民謡は心に染みいる思いで、あらためて日本語の

深さや温かさを感じました。


当日は、お天気にも恵まれ、夜空にはまんまるお月さま。

お月さまに見守られつつ、素敵なコンサートを開催できたことを

感謝いたします。

また、次回をお楽しみに。



おかげさまで満員の会場
お話もおもしろい畑さんは
すぐにみなさんのハートをキャッチ                  
                


プロジェクターを使った多岐にわたる月のお話は
みなさん食い入るようにみたり、うなずいたり
とっても感動的なお話ばかりでした                  

金曜日

「しんくやくしょモノレール」作品展in鹿児島

今月の30日まで鹿児島にある<店遊び萌>で、
長嶋柊君の作品展を開催中です。

店遊び萌さんのコンセプト
以下、ホームページから

「萌」は心の病をかかえた私たちが経営する会社です。店づくりと様々な仕事をしながら、地域の人々とのお付き合いを大切にしてきました。コミニュケーションと一人ひとりが活きてくる関係を土壌として、町の人とともに暮らしていきたいと思っています。
温かい思いやりに包まれたお店に感じられます。

私も鹿児島に行く機会があれば、ぜひ遊びに行きたいと思います。

お近くにお寄りの際は、ぜひお立ち寄りください。

お店の詳細はこちらから→★

店内の作品展の様子<撮影・長嶋さん>


机とテーブルも温かでおしゃれな感じです

店内をぐるっと柊君の作品を展示


絵とそのキャラクターの文章が抜群に面白いので
みなさん熱心に読んでいるようです

木曜日

「純米クッキー」事件、朝日新聞の記事を読んで

「あきたこまち米使用純米クッキー」

「こしひかり純米クッキー」

この二つの商品を見て連想するのは、
お米を主原料としたクッキーであることは容易に想像がつくのではないだろうか。

しかし、この商品に含まれる米粉の量は、原材料のたったの0.004%!


工場での一回分の原材料232キロのうち、小麦粉65キロ、砂糖48キロに対し、
あきたこまちとコシヒカリの米粉はそれぞれ10グラムだった。

232キロのうち10グラムをわざわざ入れる行為が、
逆に良心的にさえ思える分量にびっくりした。

まあ、計算するとそうなるということであって、最初はもう少し入れていたのだが、
徐々に入れる量を減らして、結局、実際は入れていないことも
あったのではないかと推察されます。

業者のいいわけは、よくある典型的なものであって、
「原材料に使っていればいいと思った」とい苦しい言い訳だったのですが、

私が一番驚いたのは、消費庁は

「『純米』というからには、原材料として最低5,6割は使っていないといけない」

という見解だったというところです。

純米の『純』という文字を事典で引くと、

ほかの要素をまじえず、そのものだけである(新明解国語辞典より)
他の物が少しもまざらないこと。自然のままで、つくりかざらないさま(広辞苑より)

「純米クッキー」

みなさんは、この商品に含まれる米粉が原材料の5.6割であっても
納得できますか。

子どもや、大切な人にクッキーを焼いて、
原料の半分を米粉、あとの半分を小麦粉を使ったとして、
「これ、純米クッキーだから食べてみて」
と言えますか。

国語として間違っているものを、国が5,6割ならいいと認めていることに対して
私は違和感を感じます。

「義務教育~高等教育」をほとんどの国民が受けてきた日本人が
「純米」という表記をみてどう連想するかを、
日本の最高教育を受けてきたであろう消費庁に努められている方々が
わからないはずがないと思います。

クッキーであれば、笑ってすまされるであろう問題ですが、
こういった些細なことも大きな問題へとつながっていくかもしれませんし、
誠に残念なもやもや感が残りました。


10月27日ごろに新刊が発売されます。
タイトルは

「食べモノの道理」
-まことしやかな健康情報に惑わされないために-

日本一わかりやすいニュース解説でおなじみの
池上彰氏より推薦いただいた一冊です!

食品をめぐる迷信がいかに多いか、この本を読むとわかります。
そんな迷信を一刀両断。目からうろこの連続です。
これほどまでに「物の道理」をきちんと説いた本があったでしょうか。
これは、食べ物について語りながら、実は論理的な思考法を教えてくれる本なのです。
(池上彰氏推薦文より)



健康的で安全なおかつリーズナブルな食生活をおくりたい方にお薦めです。

ご期待ください!

火曜日

夜空を楽しむ 光のことば10月

天の原ふりさけみれば白真弓張りて懸けたり夜道は吉けむ

間人宿禰大浦 (万葉集)

真っ暗な夜道を越えて、これから愛する人に会いにゆく。
闇には魑魅魍魎がひそんでいる。妻訪いの道は恐ろしい道でもある。

この夜道、無事にたどり着けるだろうか。

だが振り返ってみれば、弦をピンと張った弓のような真っ白い半月が山の上にかかって、
鋭い光の矢で照らしてくれるではないか。・・・・・

(海部宣男著『星めぐり歳時記』P50より)


食欲の秋、読書の秋、ひと恋しくなる秋でもあります。

お月さまは太古の昔から、いつも恋の手助けをしてくれたのです。

恋人通しで月を眺めるもよし、

片思いに月の力をかりるもよし、

秋の夜空にたくさんの願い事をしてみてはいかがでしょうか。

できれば、その時の思いを歌や詩で詠んでみると、
ぐっと願いが叶うかも・・・・。



詳しくはこちら→★