そこで、問題となるのが各自治会・町内会の取り組み方や意識の違いによるものです。
マニュアル作りをするにも、各自治会が日ごろどういった取り組みをしているのか、あるいは地域住民のコミュニケーションが取られているのかが重要であることが分かり、それぞれ自分たちの自治会を見直していくことから始めています。
災害対策の基本となるのは、個人個人の自覚によるところが一番大事なことですが、避難所に行くことすらままならないお年寄りや、重病者がいることも考えなくてはなりません。
現代社会において、誰が住んでいるのかがわからないことが当たり前になってきていることが、災害時に大きな不幸を招くこともあります。
知っていれば、互いに得意分野で協力し合い、災害時の大きな力となることもあります。
自治会の問題として、ゴミ出し問題一つを取ってみても、さまざまな発言や声なき姿無き意見によって、二転三転しなかなか問題解決に至らないこともしばしばです。
また、総会や役員会議など、組織としての活動や役割があるのですが、その実、どういった組織であるのかの認識がなく、ただ煩わしいモノだと思われてる方も多いのが実情ではないでしょうか。
住みよい環境は、地域の一人一人の無形の力が働いていることを想像し、もう一度皆さんの住まわれている地域の町内会を見直してはいかがでしょうか。
そこでいろいろな疑問が出できたとき、弊社から刊行しております
『防犯防災から快適なまちづくりまで 町内会のすべてが解る! 疑問難問100問100答』
『防犯防災から快適なまちづくりまで 町内会のすべてが解る! 疑問難問100問100答』
がお役に立つと思います。
私自身が自治会に携わることで疑問を持ち、企画して生まれた書籍です。
意識を変える上でも、参考に読んで頂ければ、幸いに存じます。
※大災害を想定して、一家族が3日間生き延びることができる水が最低限必要とされています。
健常者の成人ならば食べなくても1~2週間は生きられます。3日間あれば水は都市部おいては、行き渡るように想定されているそうです。
(乳幼児や重病患者(特別な薬を必要とされている方)の方がいる家庭では、それぞれ必要なものとどういった対策が地域や避難所などで取られているかも、考えなくてはなりません。)
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