今回は東日本大震災以降1年ぶりの運営会議がありました。
避難所は主に学校になるため、1年もたつと校長先生も変わり、
さらに、会長も引っ越されていました。
引っ越された会長の住んでいる町内会で運営会議の申し送りはあったようですが、
代わりにこられた方が会長を引き継がず、あらためて出席者の中から
会長を決めるということになりました。
会長選出において、所帯が大きく古くからある町内会の代表者(町内会副会長)と、
中規模の町内会だが年に2回の防災訓練をし、防災備蓄倉庫を有する
自主防災い組織のある町会の代表者のどちらかがなる方がいいという方向になりました。
個人的には、自主防災組織を持っている町内会の方が会長になって、
周りの町内会の指導的な立場で運営していく方がいいと考え発言もしましたが、
その方は、「古くからある町内会を差し置いて会長という役目はいただけない」と
結局辞退されました。
所帯も大きい町内会は、いつくかの避難所に分かれることもあるそうで、
なおかつ神社のお祭りをしきっているので、非常に忙しいことなどから、
副会長を含めてしっかりフォローしていくことで、なんとか会長のポストを受けていただけました。
神社の祭りなど広く地域住民が集まってくる行事を活かして、
地域の防災の意識を高めるインフォメーションをしていくことを提案しました。
すでにある程度のマニュアルはできているのですが、
実際どの程度の規模の災害を想定していいのかこれから詰めていくことは
多くあります。
また、帰宅難民者の受け入れなどを考えると、学校内にある備蓄ではとても
足りないこと、自宅の損壊が免れた人の救援物資の配分方法など、実際に
起こってみないことにはわからないことをどの程度想定してこまかなマニュアルを作っていくのか。
また、日本にはあらゆるとことに原発があり、東海大地震が起こった場合、
浜岡原発のメルトダウンや水素爆発を想定すると、避難する場所はできるだけ原発から遠くなければならず、その場合避難所に駆けつける方がどのくらいいるのか。
そう考えると、できるだけ各家庭での最低限の備蓄は絶対必要ですし、
原発事後が起こったさいにできるだけ遠く離れた避難場所先を
考えていく必要もあるのではないでしょうか。
会議終了後、自分の町内会自主防災組織を
できるだけ早く作り、災害に対しての意識を共有していく必要があると思いました。
高齢化で備蓄が簡単ではない方々が多く住む私の町内会こそ、
平時から備蓄の買い物の手伝いなどできることをやっていかなければと
感じています。
震災と放射能汚染が一つになった『防災BOOK』
いざという時のためにご家庭に一冊!
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