町内会・自治会に参加していない人にとってはピンと来ないかもしれませんが、3,4、5月は総会があり、そこでは会計報告・役員決め・地域で起こった問題の話し合いなどが行われます。
とくに問題となるのが、役員決め。
町内会の役員とは、一般的に会長をはじめ会計・環境・防犯・消防などがあります。
私の町内会の総会では、役員決めとなるとみなさん下を向き、指名されないようにと態度で示してる方ばかりです。
なぜ、やりたくないのか。
責任ある立場に置かれるのがやだ、というのもがりますが、大半の人が「ちょっとした面倒事がおこると役員さんにお願いして~」となるのが大変わずらわしことだからと思われます。
でも、誰かがやらなきゃいけない。
問題の根本は、どこまでが役員の責任なのか、あるいは仕事なのか? ということが町内会・自治会の会員の中で認識が違っている。意思統一がとれていないということです。
とくに、高齢化が進む地域にとっては、若い人が入会すると真っ先に「役員になってくれ」と懇願されて、あれやこれやとお願いされることもあり大変だという話も耳にします。
面倒だからといって、脱会や不参加を決め込んでいる人にとって、地域での問題が自身に起こったときに頼れる人がいないということも考えられますし、余計に問題がこじれることもあります。
東日本大震災を経験し「絆」ということばが、見直される昨今。
いざという時、町内会や自治会がしっかりしている地域は災害が起こっても助かる人が多かっり、困難な状況も比較的スムーズにお互い助け合って乗り切ることができたということが報告されています。
大切なのは町内会・自治会とはどういうことをする組織なのか。
そして、その地域にあった運営方法を確立してみんなで共有していけるようにすることです。
必ずうまくいく方法はあります。
組織の方向性や運営方法を確立するにあたり、ぜひ、参考にしていただきたいのが、この本
『町内会のすべてが解る!「疑問」「難問」100問100答』
-防犯・防災から快適なまちづくりまで-
中田 実・山崎丈夫・小木曽洋司・小池田 忠 共著
本書の詳細はこちら→★
総会の前に参加者の皆さんに読んでもらえれば、『よその町内会・自治会はこうやっている』など実例を示しながら話し合いもスムーズに進み、運営の参考にしていただけます。
多くの町内会・自治会の方からご好評いただき、版を重ねて4刷りです。
ぜひ、ご一読ください。
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