火曜日

町内会・自治会の総会が無事に終了

桜満開の4月8日に、我がまちの自治会の総会が開かれました。

本年度の最大の課題である会長決めは、昨年度の役員さんが検討委員会を開き、
会長を選任したうえ、事前にお願い説得の末承諾をしていただきました。

その上で、総会時に会長選挙として自薦他薦を募りました。
結局、誰も手を上げなかったので、役員推薦の方がすんなりと会長に決まり、
その後の自治会内のいくつかある問題課題についてたっぷりと時間が取れました。

問題点で一番時間が多くかかったのは、

前年度の予算をオーバーして繰越金額がマイナスという状態が数年続いていることが問題としてあげられました。
計算書では、自治会の全予算が明示されていないことが問題として上げられました。
予算組に関しては、どうしても前年を踏襲してしまっているという事がわかり、前年度の予算をベースにするのではなく、役員の中でしっかり話し合いながら予算を決めていく方向になりました。

また、東日本大震災を経験して、いままでなかった自主防災組織をつくることが決定しました。
町内会、自治会は、避難所の指定が自治体で決められていることもあり、自治会単位の防災組織は急務の課題でした。

名簿作りなどプライバシーの問題や防災倉庫の設置有無、など様々な課題はありますが、
まず町内の皆さん一人ひとりが防災の意識をもってもらい、自治会の規模にあった組織作りをしていくことでまとまりました。

自治会といえど、地域には戸数の多いマンションや学生さんが住むアパートも多く、地域全体をカバーできることではありませんが、やはり、ご近所さんの顔がわかるというのは、住んでいて非常に安心します。

とくに、小さなお子さんがいる家庭では、ご近所さんの目があるとないとでは、安心感に大きな差があるのではないでしょうか。

高齢化によって、町内会・自治会に参加する人がすくなるなるという懸念もありますが、自治会に参加するメリットをしっかりお伝えすれば、出来る部分で協力を惜しまないというは人情ではないでしょうか。
私の住むまちも、高齢化してきていますが、30代40代の世帯の方も参加してきています。

私も、はじめは煩わしいと思っていましたが、関わるにつれて、その必要性を感じ、
気がつけば『町内会のすべてが解る! 「疑問」「難問」100問100答』を出版するまでになりました。















図々しくも、新会長にも差し上げてら、大変喜ばれました。

多くの方が、慣例に縛られたり、義務だと思っていいたりすることで、
非常に硬直化したものになってしまいがちですが、
なにかおかしい、もっと良くしたいと思っている方には
「町内会・自治会とはなんなのか」ということを見直すためにも
本書をお薦めします。

本書の詳細はこちら→★

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