『こころに すむ おおかみ』
絵 oba / 文・構成 中村光宏 / 再話提供 北山耕平
7世代の子どもたちのために-。
よしもとばななさん、森山直太朗さん推薦!!
「さりげないお話なのに、絵と共にどんどんしみてきます。
持っているだけで心強い絵本。-よしもとばなな」
「健やかなる時も病める時も、この本の中にある問いかけを忘れたらアウトだと思う。
-森山直太朗」
本文より
「あるひ、おじいさんが まふぉたちをあつめて おはなしをしました」
「よいかな、ひとの こころのなかには、にとうの おおかみが すんでいるのだ」
「その にとうの おおかみは わしの こころのなかでも つねに たたかいを くりひろげている」 -つづく
心に棲む、おおかみとは?
その2頭のおおかみの戦いの結末は?
大人から子どもまで、深い感動と気づきをもたらす、インディアンの教え。
7世代前の祖先に感謝し、7せだいさきのことを考えて物事を取り決めるという教えが、インディアンにはあります。
目先の個人的な欲望に走るのではなく、7世代先のことを考えて行動することで、心が磨かれていきます。そこに、平和と繁栄の土台となる叡智があるのです。
その叡智を歌やものがたりを共有し、子々孫々に伝えていくこと-。
いま、平和の土台を作るために必要なメッセージを絵本という形で伝えていくことが求められています。
インディアンが伝えるものがたりは、グレートスピリット(創造主)からの大切なおくりものです。
ぜひ、大人から子どもまで、読んで感じてほしい絵本です。
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定価(本体1300円+税)
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