火曜日

生活道路は歩行者優先の視点で



















朝日新聞(オピニオン・私の視点)6月9日の記事を読んで


タイトル
歩行者保護

生活道路に蛇行と段差を

山本聡氏(神奈川工科大教授・明治大学兼任講師)が書いた記事によると、
最近連続して日本で起きた痛ましい交通事故から日本の道路をどのように改善していけばいいのかを考察されています。

2011年の交通事故死者は4612人でピーク時の3割以下、11年連続で減少している。
しかし、視点を変えてみると、欧米では交通事故による死者はドライバーが40~50%を占めており、日本ではドライバーの死者が19.4%と低いかわりに、歩行者が36.2%と極端に高い。
そして、日本で事故が起きた道路の種別を見ると、交通事故全体では市町村道が44.7%と最多だが、死亡事故では一般道31.5%、市町村道30.6%となっている。
このデータからわかるのは、吹きの住民の生活道路として使われる市町村道に車が入ってくることで、歩行者が事故にあうという構図がわかる。

日本は圧倒的にドライバー側に立った道路であり、歩行者を主体とする道路づくりを怠ってきたともいえる。

事故を越した加害者の厳罰化を進めるよりも先に、歩行者が車から守られる安心できる道路づくりが急務だと思います。
とくに、学童が利用する道路を優先的に整備してほしいと強く願います。

そう願うのも、毎朝子どもが学校に行くときに、「行ってらっしゃい!クルマに気をつけて。」と、声をかける日常に疑問を感じたからです。

私の住む町もせまい通学路に当たり前のようにクルマが走り抜けていきます。小さい子供はとくにドライバーから見えにくいこともあり、非常に危ないと感じていました。

そして、あるご縁から「交通事故で子どもを亡くされた方たちの心を癒し、痛ましい事故をなくすためのものがたり」を出版させていただくことになりました。

その本が
『ウィンの希望のものがたり -いつも あなたの こども-』小栗幸夫著です。



本書の詳細はこちら→★


著者の小栗先生は、ソフトカーという事故を起こさないクルマを研究開発しています。その研究を掘り下げていく過程で、全国の事故現場に通いそして、事故でお子さんを亡くされた方々とお会いし、その言葉にならない声を聞き、この本をつくられました。

命の尊さ、家族の愛、悲しみを乗り越え希望を見出す人の崇高な魂、さまざまなメッセージをこの絵本は伝えてくれます。


私たちは、生きている限りさまざまな困難を乗り越えなければなりません。


そしてどんなに困難でも、どんなに深い悲しみに襲われても、それを乗り越えていくだけの力が人間にはあるという事を信じて、より良き世界を創造し次の世代へとつないでいく必要があります。


心のうちにある気づきを大切に、一人ひとりが責任を持って行動していきましょう。







1 件のコメント:

  1. 記事拝読しました。ウィンの本、ありがとうございました。いよいよ旅立ちのときですね。よろしくおねがいします。  小栗幸夫

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