北山にたなびく雲の青雲の星離りゆき月離りて
持統天皇
亡くなった魂はどこへ行くのだろう。残された人の
想いとともに、しばしは留まり、漂っているにちがいない。
やがて、天に去っていくのだろうか。
持統天皇のこの歌は、、『万葉集』巻の二に収められている。
八年前に亡くなった夫、天武天皇の魂を送る、鎮魂の歌である。
以下省略
『星めぐり歳時記』海部宣男著より
詳しくはこちら→★
永遠の世界にたび立った人を思う心を
たった一行で星より遠い世界、宇宙を飛び越えてしまう。
歌の世界はすごい世界だとあらためて感じる一首です。
0 件のコメント:
コメントを投稿