金曜日

光のことば6月 与謝野晶子

流星も 縄跳びすなる子のやうに 優しく見えて川風ぞ吹く

与謝野晶子

星空を見上げていたら、ホロリと星が流れた。と思ったら、あちらでもホロリ。
まるであちこち縄跳びで遊びまわる子どものよう、と見たのは、与謝野晶子の優しい心だ。
(中略)
晶子は生涯にわたって、星を数多くうたった。大正十三年発表の『流星の道』に、こんなきれいな歌がある。

星という小人の中に美しき肘のみ見せて寝たる夕月

『星めぐり歳時記』より

流れ星を見るにはいい季節になりました。
さて、なぜでしょう。
その解説は、本書に書いてありますので、せっかくですが割愛させていただきます。
宇宙は真理です。
すべては偶然であり必然。
流れ星ひとつとっても、なぜ、光の尾がみえるのか、どうして流星群が夏の時期なのか、真理を説く科学の目で見るとちゃんとした理由があります。
星を見て楽しむのにも、ただ見て楽しむのと、本や図鑑で調べてみてからみるのでは、楽しみ方が2倍も3倍も違います。
本で調べてみる時間も星と自分とのつながりを感じてみてください。
雨の日星空が見れなくても、とっても豊かな時間を過ごせるはずです。




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